見学

佐賀城本丸歴史館。

鍋島直正の時代に、江戸中期の火災で焼失して以来100年ぶりくらいに再建された佐賀城本丸御殿。大正の頃に大半が撤去され、藩主の表の御座所のみが移築されて公民館として使われていた状況だったのを、御殿の「表」の部分の復元に際してもともとの位置に再移…

九州国立博物館。

ということで、いくつか博物館の感想をば。最初は去年開館した九博。西鉄の太宰府駅からは二つのアプローチがあり、一つは天満宮方面からのメインルート、もう一つは光明禅寺を通る”搦手”ルート。足の弱い人などはエスカレータ設備などバリアフリーのメイン…

北関東に行ってきた!

お世話になってるゼミの合宿で、北関東の山城や史跡をめぐってきた。 飛山城跡。 最初は、宇都宮市にある飛山城跡。清原姓の芳賀氏の城で、宇都宮氏の家臣だったということだ。宇都宮市の国の史跡になってて、整備された城跡。残念ながら資料館はお休みで、…

靖国神社。

昨日、今日のNHKスペシャルの話ではなくって、実際に行ってきた、という話。僕はこれまで靖国神社に行ったことがなかった。別に行ってみたいとも思っていなかったんだけれど、たまたま行ってみたいという人がいたので、ちょうどいい機会でもあるし、行ってみ…

パルテノン多摩。

後輩から、パルテノン多摩で武蔵一宮の小野神社の展示があるということを教えてもらったので、日曜日に行ってみた。西武拝島線の玉川上水駅から多摩都市モノレールに乗車、多摩センター駅に向かう。立川まではずっと平地。地形としては単調。とくに立川付近…

自由学園 明日館

池袋西口を少し南、目白方向に住宅街を歩いていくと、ふいに空間が開け、大きな窓と緑の屋根が特徴の、平面的な建物が目に入る。旧帝国ホテルや落水荘などで有名なフランク・ロイド・ライトによって、帝国ホテル建築のために日本に滞在している時に立てられ…

水木しげる展。

先輩のお誘いで、イブだってのに男二人で水木しげる展に。正直なところ、そんなに水木しげるに思い入れはなかったんだけれど、行ってみたらなかなかどうして、見応えのある展示だった。自伝のマンガを中心に構成されている展示で、どうしても字と画を追っか…

この時点で

もう4時前。どうするか迷ったけれど、後輩が行ったことないということなので、相生の歴史資料館に行ってみることに。ずーっと以前、10年くらい前に行ったことがあったんだけれど、資料館の展示自体はもう忘れていたので、とりあえず見学。ここは展示スペース…

まずは書写山。

ここは雨がひどくて、あんまりじっくりと見学することはできなかったけれど、奥の方までいちおう行ってみた。人があんまりいなくて、かえってよかったかもしれない。宝蔵が明治頃に焼けてしまったということで、相当の文化財が失われたのだろう。それでも中…

「幻のロシア絵本」

でも実は、僕の目的は朝香宮邸ではなくて「幻のロシア絵本1920-30年代」という展覧会の方だった。芦屋に住んでいた画家吉原治良の遺品の中から発見された、ソビエト成立期のロシアで刊行された絵本コレクションを中心に、当時のロシア・アバンギャルドの影響…

青砂ヶ浦天主堂。

あと印象に残ったのは、少し時間があったので立ち寄った青砂ヶ浦教会。煉瓦造の建物で、赤煉瓦の中の「天主堂」という白い文字が印象的だった。中に入ると、やや薄暗い室内にステンドグラスから光が差し込んできた。ステンドグラスの向こうには、山の稜線が…

日島中世墳墓群。

特に印象に残ったのは日島の墳墓群だった。今は人口よりも野生の鹿の数の方が多く、33年に一度開帳される秘仏のある寺と神社、そして海の安全を見守るかのごとく岬の高台に建つ宝篋印塔があるくらいの小さな島。今ではもう防波堤によって対岸の大きな島と陸…