中国地方の旅(その1)美作滝尾駅

これ、もう結構前に行った旅の写真なんだけれど、せっかくなんでぼちぼちアップしていくことにした。よって、もしかすると現況と異なる可能性もあり、ということでひとつよろしく。実はこの旅、18きっぷを使ってひたすら西へ向かうという旅行だった。当日夜…

因幡国府とその周辺(その2)

因幡国府は大伴家持が万葉集最後の歌を詠んだ地らしく、それにまつわる歌碑があった。 この歌碑群のうち、真ん中の大きな古い歌碑が家持の歌碑らしい。「天平宝字三年春正月一日、因幡国の庁にして、饗を国郡の司等に賜へる宴の歌」として、「新しき 年の始…

因幡国府とその周辺(その1)。

こないだ新シリーズを始めたばかりなんだけれど、前の分が残っているのを忘れてた。ということで、これとあと餘部鉄橋、京都で終了の予定。この行程は、松江から鳥取まで。途中の米子駅では、ねずみ男自販機とねずみ男売店を発見。

中国地方の旅その1:津山への鉄路

月も変わったことなので、今日から新シリーズ。去年の夏、相方さんと津山と瀬戸内を旅行したので、その写真と旅の記録を紹介していくシリーズ。今回の旅は、18きっぷを使って東海道・山陽線を西行するという、まとまった休みがなければなかなかできないこと…

松江城登城その3:天守に登る

ずいぶん前に二の丸までたどり着いておきながら、天守編をアップしてなかった。そこでこのたび、半年ぶりに本丸・天守編をアップ。この入口を抜けると本丸。昔訪れた時、本丸は有料だったような気がしたんだけれど、どうだったかなあ?

尾張名古屋を巡見する。

先週は、火曜から木曜まで名古屋を中心に巡見旅行に行った。僕は火曜午前中は授業なので、この日の夜から参加した。今回はJR東海ツアーズが発売している「ぷらとこだま」を使った。これは知っている人も多いと思うが、こだま号指定席をツアーとして販売する…

京都と大阪に出張(後編)

今回の関西行きは、土曜に京都で行われる講演会を聞くのと、日曜に大阪で開かれる学会に参加するため。西本願寺を見学したあと、お昼をと思い近所の食堂に入る。「相生餅」という名前の食堂。この名前、京都でよく名前を見かけるような気がすると思い、戻っ…

京都と大阪に出張。

この土日、大阪での学会と京都での講演会を聞きに関西方面へ行っていた。といっても今は何にも研究費もらってないから自費だが。二日間ほとんどフル稼働みたいな感じの、けっこうハードなスケジュールだった。JR東海ツアーズのパックなもんで土日での一泊二…

松江城登城その2:二の丸をめぐり往時を偲ぶ。

山陰旅行シリーズ。二の丸は、江戸時代には御書院という御殿があったところだ。江戸時代初期には御殿として使われていたようだが、さすがに丘陵中腹の立地で規模が小さいためか、三代藩主以降は藩主居所としての機能は別のところに移ったようだ。その後はお…

松江城登城その1:二の丸手前まで

山陰シリーズの再開。寝台列車で現地入りしたにもかかわらず自転車爆走で巡見するなど、前日は少し無理をしすぎたので、翌日は少し抑えめの予定にする。朝風呂の大浴場からも、朝食会場のレストランからも、朝日に輝く宍道湖が一望できた。その贅沢な景色を…

出雲風土記の丘と出雲国府跡周辺。

出雲大社周辺の巡見を終えたのち、一畑電鉄に乗って松江しんじ湖温泉駅へ向かった。途中、一畑薬師や鰐淵寺にも寄りたかったのだが、時間の関係で今回はパス。駅から歩いて数分のところにある宿に荷物を置き、そしてそこでレンタサイクルを借りて、一路、出…

出雲大社とその周辺(後編)。

2007年にできた島根県立古代歴史文化博物館。 入口までの長いアプローチは、大社本殿の古図にある「引橋一町」をイメージしたものだという。この博物館は、すでに紹介した出雲大社境内出土の宇豆柱を中心に、神社はもちろん、荒神谷遺跡など出雲地域の著名な…

出雲大社とその周辺(前編)。

サンライズ出雲は終点の出雲市まで乗車した。出雲大社が最初の目的地だったのである。終着の出雲市駅で一畑電鉄に乗り換え、出雲大社を目指す。電鉄出雲市駅は高架化されていて近代的な施設だった。前に来たっけなあ?

サンライズ出雲に乗る(後編)

関ヶ原の辺りで一度目が覚めた。米原を過ぎてもう一度眠り、次に目が覚めたのは上郡だった。停車だったか発車だったかの時の衝撃で目を覚ました。5時49分。それから約40分で岡山に到着。ここで出雲と瀬戸を切り離す。その作業を見ようと、岡山のちょっと手前…

サンライズ出雲に乗る(前編)

最後のブルートレインが東京駅に到着したその翌日、僕はサンライズ出雲に乗り山陰地方に向かった。今日はその乗車記を。実はこの日、クレジットカードなどの入ったカードケースを無くしてしまって、旅立つ前から暗雲が立ちこめていた。が、親切な店員さんが…

葬儀。

通夜 駅には妹が車で迎えに来ることになっていたが、僕が下車した頃にはまだ家を出るか出ないかという頃だったので、駅前の西友に寄って香典袋などを調達した。この西友、できたばかりの頃は、まるでこの街にデパートができたかのような雰囲気と品揃えだった…

訃報。

深夜のメール 火曜の夜。前日の高校3年の成績提出に引き続き、この日は朝から大学の卒論口述試験。試験では学生のためにレジュメを準備したこともあり、昨晩も布団では寝られなかった。ここ数日、たぶん2時間ずつくらいしか寝てなくて、だから火曜はようやく…

寝台特急はやぶさ号に乗る(その1)。

東京口の寝台特急が廃止されるという話は、実は去年の11月から一部マスコミには取り上げられていた。その頃から近々に乗車機会を狙ってはいたのだが、夏に九州に行く機会をつかまえて、寝台列車に乗車することにした*1。 *1:一部、以前に東京駅で撮影だけし…

新幹線0系さようなら。

ニュースでもけっこう取り上げられていたのでご存じの向きも多きかと思うが、東海道新幹線開業当時から走り続けてきた団子鼻の新幹線0系が最後の営業運転を終えた。実は僕は夏に乗車していたので、その時の写真をアップしておこうと思う。博多駅にて。

飛騨の旅(その2:止):飛騨の中世

飛騨を訪れるのは、実は2度目だ。1度目は、高校の修学旅行だった。本来中国に行く予定でお金を積み立てていたのだが、上海で修学旅行中の高知学芸高校の生徒が列車事故に巻き込まれ、40人以上が亡くなった。このためPTAが中国行きに反対して、急遽飛騨高山・…

飛騨の旅(その1):飛騨へのみち

翌日は、8時ちょうど発のワイドビューひだ6号名古屋行きに乗車する。

北陸の旅(その2):富山ライトレール

最近原油高や自動車社会への反省から鉄道の復権が叫ばれているが、日本においてその先駆けをなす取り組みとして注目されている、富山ライトレール。もう夜だったので乗車はしなかったが、富山駅で電車を撮影した。

北陸の旅(その1):立山信仰の故地を歩く

昨日まで、富山と飛騨に行っていた。僕は日本の全都道府県を通過したことがあるのだが、富山県にだけは下り立ったことがなかった。1991年の夏、初めて北海道を訪れる際、寝台特急トワイライトエクスプレスの車中から、夕暮れの富山の気色を眺めただけであっ…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その7:終)

下関で少し目を覚ましたけれど、すぐに眠りに就いた。やや疲れもあったせいか、けっこう熟睡していたようだった。目を覚ましたのは、西明石を過ぎたという車内放送再開の声だった。朝靄のなかに、明石海峡大橋の姿が見える。 その後車窓の景色を見ながらだら…

別れの光景。

対馬からの帰路にて。僕らが車を降りると、島の空港は僕がいままで見たこともないような混雑ぶりだった。中学生だろうか、あるいは幼く見えるが高校生なのだろうか。そのくらいの年頃の子どもたちに交じって、その親らしき年齢の大人もいる。最初僕は、修学…

国境の島へ行く。

22、23日に仕事をこなしたあと、24日から国境の島である対馬へ行く。今回は全島を縦断するような感じの調査だった。4年前の調査で行った地域の「その後」を垣間見ることもできたし、新たなネタも見つけた。そして何より、美味しい魚や鶏を堪能できたのはよか…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その6)

鳥栖に到着。鳥栖では、熊本からやってきて待機しているなは号との併合作業が行われる。あかつき号はまず3番に入線。一度客扱いをしたあとすぐにドアを閉め、1番線に回送する。そして1番線で、なはの京都方にあかつきを連結し、(←京都方)あかつき・なはと…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その5)

あかつきは20:10に諫早着。甥っ子は、短い寝台特急体験を終え、ホームで出迎えてくれた家族のもとへ。そして僕はそのまま見送られて京都へと向かう。一人になったところで、少し車内を探索。 B寝台は、こないだ乗った銀河とほぼ同じ。 この洗面台は、確かソ…

寝台特急あかつきとの個人的な思い出

長崎発着の寝台特急と言えば、やっぱりさくら、その次があかつきだろう。けれども僕にとって縁があったのは、どうやらあかつきの方だった。今日はあかつき最終の日なので、個人的なあかつきの思い出を記しておきたい。あかつきを最初にじっくり見たのは、た…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その4)

夕方、実家で夕食を食べてから諫早駅に向かう。当初僕は諫早駅から乗車するつもりだったのだが、まだ小さな甥っ子なら料金がかからず乗せてやることができるので、乗車変更をして長崎駅から乗車することにした。諫早駅18:35発のかもめ35号で長崎に向かう。…