まずは書写山。

ここは雨がひどくて、あんまりじっくりと見学することはできなかったけれど、奥の方までいちおう行ってみた。人があんまりいなくて、かえってよかったかもしれない。宝蔵が明治頃に焼けてしまったということで、相当の文化財が失われたのだろう。それでも中世以来の建築が残っているのはすばらしいことだ。でも正直、もう少し予習していけばよかったな…

雨の中けっこう歩いたし、講堂などの中世建築をゆったり眺めてたので、思ったよりも時間が経って、お昼過ぎになった。お昼ごはんは、市内に戻ってお寿司屋さんでアナゴのちらし寿司。蒸してあったアナゴは思ったよりも身が締まっていて、けっこう美味しかった。

そうそう、ご当地ではラストサムライの撮影が行われたらしく、書写山では「あそこにトムクルーズがとか渡辺謙がとかいう話を、お寿司屋さんでは「大変だったのよ〜」とかいう話をいろいろ聞いたんだけれど、僕見てないので、なんとも返しようがなくって、ただにへらと笑ってただけだった…(^_^;)

ところでこう書いてくと、すんなり旅程をこなしてるみたいだけれど、実際は駐車場探しやお店探しに時間がかかってて、この時点でもう午後3時前。雨も本降りのままなので、あとはあんまり歩かなくてもいいようなところにしようと決定。で、太子町の斑鳩寺と資料館に行くことに。

斑鳩寺は中世後期の引付(議事録みたいなもんです)で有名なところ。雨降ってたのと予習不足で、あんまりちゃんとは見れなかった。今回は下調べが絶対的に不足してたな。その後太子町の歴史資料館を訪れるも、なんと休館。けれども事務所には人がいたので、『太子町史』を購入。