雑記

飛騨の旅(その1):飛騨へのみち

翌日は、8時ちょうど発のワイドビューひだ6号名古屋行きに乗車する。

北陸の旅(その2):富山ライトレール

最近原油高や自動車社会への反省から鉄道の復権が叫ばれているが、日本においてその先駆けをなす取り組みとして注目されている、富山ライトレール。もう夜だったので乗車はしなかったが、富山駅で電車を撮影した。

北陸の旅(その1):立山信仰の故地を歩く

昨日まで、富山と飛騨に行っていた。僕は日本の全都道府県を通過したことがあるのだが、富山県にだけは下り立ったことがなかった。1991年の夏、初めて北海道を訪れる際、寝台特急トワイライトエクスプレスの車中から、夕暮れの富山の気色を眺めただけであっ…

生き延びたことへの罪悪感。

「あなたたちの尊い犠牲の上に」 - Apes! Not Monkeys! はてな別館ここでApeman氏が言及する「尊い犠牲」という言い回しは、確かにいろんな意味で自己正当化に用いられてきた言葉だろうと思う。特に戦場に出ることもなく敗戦責任をとることもなくのうのうと…

「桃尻娘」

桃尻娘作者: 橋本治出版社/メーカー: 講談社発売日: 1983/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る橋本治の小説『桃尻娘』の一連のシリーズはよく知られていると思うのだが、このシリーズをTVドラマ化した番組があったことを記憶している人は、…

NHK「証言記録 兵士たちの戦争」

今晩やってたのは、マニラ市街戦とガダルカナル島。前者は、1945年1月の、マニラに立て籠もる日本軍とそれを攻略する米軍との戦い、後者は有名な1942年のガダルカナル島の戦い。1945年当時はもうすでに物資もなかったから、こういう悲惨な戦い方しかできなか…

報道とスポンサー。

秋葉原の事件。僕自身は秋葉原にはそんなに馴染みはないが、知ってる方の親戚が事件で亡くなったことを知り、そういう形で事件との接点があったことに少し驚いている。けれどもこの事件の背景としてすでにいろんな人がいろんなことを言っている容疑者の労働…

くらやみ祭と五月会。

全く予備知識もなく展示を見たんだけれど、ところでくらやみ祭って、中世にはどうやら五月会という呼称も持っていたようだ。どういうところが中世にまでさかのぼる要素で、どこら辺が近世的、あるいは近代的なのかはよくわからないんだけれど、そこら辺につ…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その7:終)

下関で少し目を覚ましたけれど、すぐに眠りに就いた。やや疲れもあったせいか、けっこう熟睡していたようだった。目を覚ましたのは、西明石を過ぎたという車内放送再開の声だった。朝靄のなかに、明石海峡大橋の姿が見える。 その後車窓の景色を見ながらだら…

別れの光景。

対馬からの帰路にて。僕らが車を降りると、島の空港は僕がいままで見たこともないような混雑ぶりだった。中学生だろうか、あるいは幼く見えるが高校生なのだろうか。そのくらいの年頃の子どもたちに交じって、その親らしき年齢の大人もいる。最初僕は、修学…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その6)

鳥栖に到着。鳥栖では、熊本からやってきて待機しているなは号との併合作業が行われる。あかつき号はまず3番に入線。一度客扱いをしたあとすぐにドアを閉め、1番線に回送する。そして1番線で、なはの京都方にあかつきを連結し、(←京都方)あかつき・なはと…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その5)

あかつきは20:10に諫早着。甥っ子は、短い寝台特急体験を終え、ホームで出迎えてくれた家族のもとへ。そして僕はそのまま見送られて京都へと向かう。一人になったところで、少し車内を探索。 B寝台は、こないだ乗った銀河とほぼ同じ。 この洗面台は、確かソ…

寝台特急あかつきとの個人的な思い出

長崎発着の寝台特急と言えば、やっぱりさくら、その次があかつきだろう。けれども僕にとって縁があったのは、どうやらあかつきの方だった。今日はあかつき最終の日なので、個人的なあかつきの思い出を記しておきたい。あかつきを最初にじっくり見たのは、た…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その4)

夕方、実家で夕食を食べてから諫早駅に向かう。当初僕は諫早駅から乗車するつもりだったのだが、まだ小さな甥っ子なら料金がかからず乗せてやることができるので、乗車変更をして長崎駅から乗車することにした。諫早駅18:35発のかもめ35号で長崎に向かう。…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その3)

加津佐で妹一家と祖母の到着を待つ。姪っ子が途中で気分悪くしたらしく、少し遅れているとのことだった。そうして待っている間にも、僕は甥っ子の手を引いてキハ20撮影に集中(笑) そうこうしているうちに、一台の観光バスが到着。何だろうと思ったら、乗客…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その2)

5日は朝5時半頃始動。今回泊まったカプセルホテルはお風呂・サウナが入り放題なので、駅に向かう前にひとっ風呂浴びてシャッキリする。博多駅まで歩いて2分もかからなかった。昨日の晩、ここら辺を彷徨っていたのはいったい何だったのかという感じだ。博多駅…

旧長崎刑務所のその後。

ちょっと話は先に進むが、実家に帰る途中に旧長崎刑務所があるので、その後の状況を確認しに行った。その現状がこれ。正門の保存状況はとてもよいと思う。 ところが、旧庁舎部分の保存状況はこのような状況だった。 そしてあとは広大な空き地が広がるのみ。…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その1)。

仕事は相変わらず抱えたまんまなのだが、スケジュールをみると4日までと6日からという日程で短期の仕事が入っていた。ならば、ということで一計を案じ、廃止間近の寝台特急あかつき号の予約状況をサイバーステーションで調べてみた。すると、この時期なら案…

引っ越しなんて簡単にはできない。

私が地域格差に冷淡なのも、転居の自由が憲法で保証されているからだ。中国みたく、都市戸籍がなければその都市に住めないというのであればとにかく、日本はそういう国ではない。いやなら引っ越せばいい。自由がある以上、その自由を行使した結果、すなわち…

ソウルの南大門焼失。

http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY200802110015.html10日夜出火したソウル市の「南大門」(崇礼門)は、木造二層構造の楼閣のうち、一階部分のごく一部を残して全焼、崩壊した。韓国大手朝刊各紙が一面トップで火災を伝えるなど、韓国社…

地方都市の問題と限界集落の問題(その2)

昨日の続き。 地方都市の問題 ここ数十年のあいだに無計画に拡大した「郊外」は、住民が自動車で移動することを前提に形成されている。郊外型の大規模店舗にしろ、田んぼや畠、山林をつぶして広がる住宅地にしろ、車なしでは考えられない。おそらくはアメリ…

地方都市の問題と限界集落の問題。

やっぱり無駄な道路は多いぞ - 雑種路線でいこうこれから人口が減ろうという国で、人里離れた限界集落の維持に財政資金を注ぎ込む必要は全くない。医療制度は崩壊しつつあるし、世話してくれる若者も減っているし街に出てしまったのだから、年寄りは都市部に…

旧刑務所跡地の開発における赤レンガ建築の重要性

こないだ5月に帰省した時もそうだったが、率直に言って僕が高校の頃過ごした時よりも、諌早の街は明らかに衰えている観は否めない。そして衰退を感じさせるのは、道路だけが立派になって人がちっとも歩いていない市街地中心部を車で通る時だ。その代わり、…

旧長崎刑務所保存問題のその後。

旧長崎刑務所の解体が始まった。当初は更地にされるということだったが、どうやら正門と管理棟の一部が保存される可能性が出てきた。前村記念博物館さんのところで保存に関するニュースが紹介されていた。前村記念博物館ブログ - 旧長崎刑務所の近況など前村…

ホームレスの「笑顔」―NHKスペシャル「ワーキングプア3」を見て―

僕はちょうど始まる頃夕食のお皿を洗ってて途中から視聴のため(ビデオに録ってはあるけれど)、全部は見てないんだけれど、今回もいろいろと考えさせられる内容だった。社会問題としてどういう論点があったのかって話は、すでにいろんな方が述べているんだ…

安倍前首相の政策を断固支持する。

教科書検定ネタは旬が過ぎちゃったけど、なんか書くつもり。ただ今日は別のニュース。http://mainichi.jp/select/biz/news/20071013k0000m020100000c.html 財政審:教員の定数増を求める文科省に批判的意見が相次ぐ08年度予算編成の基本的考え方を話し合う…

ビルマ情勢に対応できていない福田政権。

ビルマ(ミャンマー)で日本人のジャーナリストが軍に殺害された。とくに欧米諸国はビルマの軍事政権に対し厳しい姿勢を示している。それなのに日本政府は、自国民を殺害された当事国であるにもかかわらず緩慢な対応に終始している。http://www.asahi.com/po…

台風とホームレス。

最近昼夜が逆転しちゃって、明け方に寝る癖が付いてしまっている。そのせいで、今回の台風が通り過ぎるまでだいたい起きていたんだけど、朝からのニュースは見てなかった。帰宅後ニュースを見ると、どうやら多摩川でホームレスの人たちが大勢河原に取り残さ…

ケータイ買い換え。

[rakuten:ultra7:822432:image]4年前の携帯を未だに使い続けてきた僕だったが、充電池がほとんど機能しなくなり、1、2回電話を掛けただけでもう電池切れ。それでも乾電池充電でしのいできたが、それも怪しくなってきた。いい加減もうダメだな、ということ…

ハゲタカ再放送。

昨日から土曜ドラマ「ハゲタカ」が再放送されている。6夜連続。本放送の時には視聴率はあんまり高くなかったようだけれど、ドラマとしてはここ最近のなかでも一、二を争ういい出来だったと思う。こういう風に現代日本の金融・経済を見せてくれるのはいいと…