寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その6)
鳥栖に到着。鳥栖では、熊本からやってきて待機しているなは号との併合作業が行われる。あかつき号はまず3番に入線。一度客扱いをしたあとすぐにドアを閉め、1番線に回送する。そして1番線で、なはの京都方にあかつきを連結し、(←京都方)あかつき・なはという編成で鳥栖を出発する。
3番線のあかつきの向こうに見えるのは1番線のなは。ソロのロゴが見える。
連結作業ののち出発だが、しばし時間があったので、他の車両も撮影した。
レガートシートのオハ14の前には交流電気機関車のED76。
なはのソロは相当痛みが激しい。これは車両として運用するにはほぼ限界だろうと思う。こういう車両の物理的限界が、なは・あかつきの命運を決めたのかもしれない。
実はこのあと、もう1本ビールが飲みたくなって、駅を出てすぐのところにあるコンビニに駆けつけ麦酒とおつまみのサラミ・チーズを購入、鳥栖を発車したあと再びミニロビーでちょっと飲む。こういう楽しみは、寝台列車でこそだと思うんだけれど、もうそういう機会も少なくなってきているなあ。
いい頃合いで個室に撤収し、電気を消して夜景を楽しむ。そのうち眠くなってきた。門司と下関の機関車付け替えは、もう何度もみたのでいいやと思い、外には出なかった。下関を発車したところだけは覚えている。
(次で最後かな)