「NHKアーカイブス」

今日まで研究会や学会続きでかなり疲れた。更新も滞りがち。でも今週も予定が結構入っているなあ。っと思って手帳をよく見たら、毎日予定が入っている。まあ火・水は夜だけだけれど、予定のない日がずっとないというのはつらい。今週は某よびこうの小論文もあるから、予定を空けとかないといけないし、論文も書きたいのになあ。

 

今日は自転車で学校まで行って、学会に出る。天気が良くて気持ちよかったが、風が強かったので、自転車で走っていても横風に流されそうになってちょっとヒヤリとした。


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ベッドの上で史料をめくっていたつもりがいつの間にか眠っていた。目を醒ますと、1チャンネルで「NHKアーカイブス」という番組をやっていた。NHKが持っている過去の膨大な映像資料を紹介するという趣旨の番組だ。

 

アーカイブ」というのは記録という意味で、中世の古文書学よりも、近代行政文書保存などの問題で、それらの資料を指して使われているようだ。その意味ではNHKの映像資料もまさにそういう記録であるといえよう。

 

ただ、NHKの映像記録といっても、今でいうNHK特集みたいなまとまった番組だけでなく、個別のニュースなどもたくさん残っているのではないか。それらも含めると、おそらく数としても時間としても膨大な量にのぼるのだろうから、その中からアットランダムに選んで放送したとしても、「番組」としてはあまり意義のある構成とは思えない。

 

だから「NHKアーカイブス」という番組は、過去の映像記録をどのように再構成して番組とするのか、という点が勝負となるだろう。まあどう考えても視聴率などは狙ってないだろうし狙われても困るから、視聴率的な勝負ではなくて構成の質の勝負なんだけれども。

 

来週は水俣病に関するドキュメントを2本放送するそうだ。一つは水俣病がまだ「原因不明の奇病」とされていた時期のドキュメント、もう1本は水俣病公害病として認知された時期のドキュメント。覚えてたら見てみよう。

 

ちなみに今週は台風のことをやっていた。東京に来てから台風がほとんど来ないし、来ても大したことない勢力の台風ばかりなのですっかり忘れていたが、僕が小学生くらいの頃までは、台風が来ると結構停電になったりしていたものだった。家にはやっぱり蝋燭があったし、懐中電灯もわかるところに置いてあった。東京に来てから停電って、あの自衛隊機の時くらいしかないなかったかもなあ。