ハウステンボスの結婚式。

そうそう、この間の旅行、結婚式出席が目的だったのにそのことちっとも書いてなかった。

式を挙げたのは僕の従兄弟。式の方は、ハウステンボス内の宮殿の中にある教会で行われた。ハウステンボスはオランダ風なのでプロテスタントだったけれど、長崎ってもともとカトリックが強いところだから、プロテスタントの牧師さんってそんなにいないんじゃないかな。

式なのにずいぶん人が多かった。なんでだろうと思ってたけれど、その答は後に判明する。

式が終わると、新郎新婦は宮殿正面の階段に赤い絨毯でこしらえたバージンロードを通って馬車でホテルに向かう。この辺の演出はさすがハウステンボスだなあと思った。なかなかいい感じの式。

披露宴は、昨日泊まったホテルで行われる。馬車は先にホテルに到着していて、なぜか御者がワインを飲んでた。

控室は昨日コンサートをやったロビーのところのカフェで、ずいぶん広い。なんでこんな広いところが控室なんだろうと思ったんだけれど、その答えは受付をすますとすぐにわかった。とにかく人が多いのだ。なんと、参列者が200人以上いる。僕もこれまで10回以上披露宴に出席したことがあるけれど、こんなに参列者の多いのは初めてだ。しかも地方の結婚式場でというのならともかく、あの地方では間違いなく最高級のホテルだし。規模の大きさに、ちょっとびっくり。

で、テーブルの配置図をよくみると、新婦側がその大半を占めてる。なんじゃこりゃと思ったんだけれど、どうやら新婦のご実家は離島で、島を挙げて披露宴に参列しているらしい。村長さんが主賓席にいるし。ホテル自体はまるっきり都市型のホテルだから、だいたい多くて100人くらいの披露宴がここでは普通なんだろうけれど、やっぱりそういう小さな社会では、呼ばないわけにはいかない人の数が多いんだろうな。

披露宴は宴会場のすべてのフロアをぶち抜きで使ってたけれど、それでも一杯なほど。数を数えてみると240人はいるようだ。だから二人の入場も、テーブルの間が狭くて大変そうだった。

料理はさすがに美味しかった。メインも美味しかったんだけれど、一番美味しかったのはパイ包みのアンチョビソースだった。この辺はさすがだなあ。そうそう、総料理長も料理の説明に出てきた。

結局人が多くて、親戚の人たちと話してるくらいだったんだけれど、料理も美味しかったし、披露宴そのものはよかったと思った。

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いい加減書くのにも飽きてきちゃったので(笑)、披露宴レポートはこの辺で。