「日本の稲作」(NHKアーカイブス)

途中から見たのだけれども、昔からの伝統行事は興味深かった。ただ固有名詞が出てこないのは、歴史やってる人間としては残念だなあ。それにしても、農業における科学の導入の辺りなんかは、まるで社会主義国の放送局が作ったプロパガンダ映画のような雰囲気だ。農薬に対する無邪気な信頼なんかは、まあ当時としてはしょうがないとはいえ、科学への絶対的な信頼があったのだなあ、と改めて感じる。もちろん、科学技術だけではなく、開発という思想そのものへの信頼なんだけれども。干拓のシーンなんかを見てると。