眠れない。熱が7度5分くらいでずっと引かない。けれども、夜になるといろんなことを思い出してしまって眠れなくなる。

昨日の夜は眠れなくて家に居たくなくって、深夜の新青梅街道を自転車で走り、学校の24時間開いているコンピュータルームで論文を書いた。

学部生の頃は、こんな夜にでも話を聞いてくれる人が何人かいた。別に他愛のない話でも、それだけで気が紛れていた。でも、ふと気付くと、そんな人はもう誰もいなくなってしまった。話す相手の仕事や用事のことを考えると、やっぱり電話はためらってしまう。

小論文のテキストにあった熊野純彦レヴィナス入門』を買って少しずつ読んでいる。熱のせいであまり進まないのだけれど、なんとなくしっくりくる感じ。

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もはや「神の国」なんて書く精神状態じゃないんだけれど、ちょっとだけ。

もうどこでも言われているけれど、憲法上も問題ありでしょう。神道という宗教がそういう宗教だと言うのならともかく、国家元首象徴天皇制政教分離を否定しているともとれるような発言、全く問題外だ。

そもそもたくさんの神社が「国家神道」という形で組織的にまとまったのが明治以降の話ってことや、石川県では勢力を誇っていたはずの真宗に伝統的にあった「神祇不拝」なんて、総理はきっとご存じないに違いない。