「土曜日」

高校までは、土曜は半ドンだった。昼過ぎに帰宅し、飯を食ったあとの気怠い時間、長い午後。

大学に入ってからはそういった曜日の感覚は薄れたが、ここ1、2年は土曜に出勤している。そうすると、土曜の朝の雰囲気が明らかに平日とは違うのを感じる。澄み渡った空の下、車を洗っている人などは平日にはいない。家族で車に荷物を積み込んでいる光景も土曜ならではである。

2時に図書室を閉めてからも自宅での仕事のために帰宅していると、同じ青空の下にいても彼らの時間に違和感を感じてしまう自分がいる。明日も、仕事だ。

 

【追記】

ここで出てくる「図書室」ですが、当時は図書室でアルバイトをしていたのでした。(20190102)