「鎮増私聞書」。

以前お世話になった日本文学ご専門の方からメールが届いた。その中で、この史料のことについて触れられていた。「ちんぞうわたくしききがき」と読むこの史料、天台僧である鎮増に関する記録で、新書でも取り上げられているので、内容は手軽に知ることができる。

室町お坊さん物語 (講談社現代新書)

室町お坊さん物語 (講談社現代新書)

京都や播磨の書写山を往き来していた人なので、京都の政情や播磨守護赤松氏に関する話などが出てくるのだが、その中に「善法寺」が頻繁に出てくることをご教示いただいた。本を読んだ時に、「善法寺」が出てくるなあとは思ったんだけれど、その時にはそのまま流してしまった。そんなに出てくるのだったら、この史料もちゃんと読んでみる必要がありそうだな。


なんかいまいち冴えない誕生日前日。