時差

最近就寝時間が朝方にずれ込んでいたので、昨日の夜は家にあるウィスキーを飲んで少し早めに寝た。そのせいか、このところ1時間ずつずれ込んでいた起床時間をある程度引き戻すことができた。でもそれだけでなく、昼頃起きる時に比べて随分気持ちがいい。朝から少し仕事をすることができて、よかった。やっぱり朝にちゃんと起きるものだなあ。

ただ5月って朝が早いから、朝まで暗いまま眠ることができない。


ちょっと気になって、東京と九州との時差を調べてみた。九州の方と東京とでは経度がちょうど10度違うのだ。地図で見てみると、東京のやや東、船橋鎌ヶ谷や柏の辺りが、東経140度だ。で、九州の唐津や武雄、諫早、大村の辺りが東経130度である。で、10度違うとちょうど40分の時差が生まれる。

それに比べると北海道と東京との時差ってそれほどでもなくて、東経145度が厚岸や中標津の辺りだから、20分の時差である。ええっと、沖縄になるとどうなるんだろう、ということで調べてみた。そしたら、宮古島のやや西、石垣島の東の辺りが東経125度である。やっぱり20分だ。思ったよりも時差がないなあ。あ、いやいや、九州本土と八重山との時差だった。東京と八重山とではちょうど1時間の時差だ。

日本標準子午線が東経135度だから、ほんとは明石を基準にしなければいけない。だけど、テレビの夕方の天気予報などで夕暮れの時間の違いを参考にするときには東京を基準にした方がわかりやすいし、僕が今住んでいるから(<おい!)、東京を基準にして時差がどのくらいあるのか踏まえておいたほうが、どこかに行ったときなどに役に立ちそうだ。

でも感覚的には、東京と九州って、1時間くらい日照時間のズレがあるような気がするなあ。夏だと東京では7時ぐらいに暗くなるけれども、九州では8時ちょっと前くらい。冬だと、東京では4時過ぎには日が沈むけれど、九州だと5時過ぎ、という感じ。まあ正確に言えば40分なんだけれど、このくらいの時間は自分の感覚的には1時間と見なしてしまうんだろう。

あと、沖縄の人って宵っ張りだということを聞いたことがあったけれども、時差のことを考えれば、まず最初から1時間差し引いて考えなきゃいけないんだなあ。必ずしも宵っ張りというわけではないのかも知れない。