松浦氏さらに続く

松浦氏の話、T君から情報をもらった。ありがとう>T君。

T君が教えてくれた史料、メインの図書館は閉館中なのだが、院生・教職員用の研究図書館が開いていて、そこにその本が所蔵されていることをネットに繋いで調べたので、夕方から学校へ。ってその本、『政基公旅引付』なんですが。これが刊行された頃はお金がなくって買えなかった。まあもともとの専門がどちらかというと鎌倉時代の方に偏っているから、今すぐ欲しいというほどでもなかったことも、その時買わなかった理由なのだけど。

それはともかく、この研究図書館、名前だけは「研究」なーんて付けちゃって一人前なのだが、実態はというと、各学部に分散して所蔵されていた教員用の図書を一つにまとめただけの図書館。22時まで図書が使えるという点は大きくプラスなのだが、その蔵書構成自体は寄せ集めなだけに半端そのもの。『鎌倉遺文』が2組もあるかと思えば、大日本古記録の『建内記』がなぜか4巻だけ抜けていたりする。研究書の方も重複本が多く、どういう本が入っているのか見当が付けにくい。やっぱりここはあんまり使えないな、と実感する。