本を購入

たいしてお金も持ってないのに学校で本を購入する。
・西川長夫『国民国家論の射程』柏書房 1998-04
・平野恭子『検証 脳死・臓器移植』岩波ブックレット497 2000-01
森岡孝二粉飾決算岩波ブックレット498 2000-01

最近国民国家論はいろんなところで議論になっているようだ。ただ日本史、というか中世史では対象としている時代のせいもあってか、あまり正面からは意識されていない。でも、ここ数年議論になっている地域社会論や東アジア関係論などは、この問題を意識しつつ立てられた議論ともいえる。僕の研究対象である中世中・後期の神社をこの問題意識で眺めた時何が見えてくるのか、自分の研究にどう反映させていくことができるのか、考えている。

国民国家・・・』は、こういう意識があったので手に取ってみたのだが、店の中で手に取った瞬間トイレに行きたくなってしまい、パラパラめくっただけで購入を決めたもの。で、帰りの電車の中で少しだけ読んでみたのだが、どうもしっくりこない。

あとの2冊は小論文対策をかねて。去年の前半はいきなり医療・看護系の論文添削だったのでかなり手こずった。まあ今年はそんなことはないと思うのだが、脳死関係の議論にもちょっとは興味も持ったことだし、経済のことは社会科学系論文だと必要だから、購入を決意。

なんだか家に帰ってきてからだるいので、今日はこれでおしまい。