新府城跡と山梨県博

先週は甲州に行った。甲斐武田氏最後の当主、武田勝頼が築いて短期間で放棄した新府城跡、『週刊朝日百科日本の歴史』で復原想定図だけは目にしていたんだけれど、本物はやはり規模のでかさが違うな。それと、現状と復原図とが案外違っていて、それが無視できないレベルにまで及んでいるんだなということも実感した。

その後、山梨県立博物館へ行き、大河関連の特別展NHK大河ドラマ風林火山特別展 信玄・謙信、そして伝説の軍師」「を展観。思ったよりも見応えのある展示でよかった。「山本勘助」の名が出てくる一次史料の紹介などもさることながら、それが伝説化してくる過程などを検証している点もよいと思う。けっこう時間がおしてしまったので、もう少しゆっくりみることができればよかった。

その日は特急かいじで帰京し大宮へ。僕にとって大宮の辺りはまったく行動範囲に入ってないから、普段の生息地からこの辺りに恒常的に向かうのは、仕事とはいえちょっとたるいな。とりたてて途中寄り道するところもないし。