安倍政権成立。

大臣の人事は、文部大臣に強烈な人を持ってくるかと思いきや、ちょっと意外だった。でも、官房副長官下村博文氏だから、おそらく官邸主導で教育政策を打ち出していくつもりなんだろう。官邸はけっこう安倍シンパを配置していて、教育政策に限らず、ある程度官邸主導の政治っていうものを考えているんだろうと思う。

ただ、大臣が憲法上定められた内閣の一員であるのに対して、首相補佐官はあくまで「補佐」でしかない。内閣と違ってどういう風に政策が立案されていくのかもわからない。そういうところで政治が動いていくのがいいことだとは、僕には思えないな。料亭政治だってまあ似たようなものかもしれないけれど、官邸政治は、憲法的な枠組自体を骨抜きにしてしまう恐れがある点で、より危険かもしれない。

他にも書きたいことあるけれど、疲れてるのでまずはこんなところで。