前を見ろ!

自転車に乗っていると、普段気づかないいろんなことに気づく。土地の高低なんて、歩くよりもむしろ自転車の方が敏感なくらいだ。

ところで、自転車に乗っていていつも感じるのは、車や歩行者のマナー。車の場合、交通ルールを守るのが当たり前だから、どうしても要求水準が高くなる。例えば、交差点で僕の方が優先なのに僕の進路を横断しようとするヤツとか、店の駐車場から道路に出ようとする車が歩道を塞いじゃうっていうような、心遣いのなさには憤ってることが多い。自転車こぎながら「このばか野郎が」とかって独り言言ってる時も(笑)

でも歩行者の場合、基本的なところでルールを守れていない。そもそも前を見てない、というヤツがけっこういる。こちらは、歩行者優先で走行していて、歩行者をやり過ごす時には歩行者の進路を予測して適切な進路を取るようにしている。けれどもどうしても歩行者に横にずれてもらわないと先に進めない時もある。それでもほとんどベルを鳴らさないようにしているのだが、ときどき、僕の自転車に向けてまっすぐ歩いてくるヤツがいる。何なんだ、こいつは、と思って観察してみると、携帯をいじってたりあらぬ方向を眺めっぱなしだったりすることが多い。

歩行者だからそれでもしょうがないのかもしれない。けれども、自分が前方不注意だったくせに、僕のチャリが突然現れたみたいな顔や振舞をするのだけは、非常にムカツク。ほんと、前見て歩け、と言いたい。