越前・若狭、鯖の旅(笑)

昨日と今日とで、越前・若狭、とくに若狭を中心に巡見に行ってきた。非常に有意義な旅だったけれど、明日仕事なので、続きは明日以降に。

僕は行けなかったけれど、明日の講演会の宣伝を。明日の午後1時半から、福井県立若狭歴史民俗資料館で、村井章介氏の講演「アジアに開く中世の若狭」が行われる。お近くにお住まいで関心のある方はぜひ。また、特別展「若狭湾と中世の海の道」が11月6日の日曜日まで開催中。とても充実した展示だったので、秋の週末のご予定に加えてみてはいかが。

若狭湾から西に船を向けると、石見の銀山をかすめ、九州は博多に辿り着く。そこから対馬、あるいは五島列島を経て、朝鮮や中国へと、海路は開かれていた。とくに五島列島、日島には、若狭産出の日引石製の石造物が今でも残存している。今回残念ながら日引には行けなかったけれど、若狭と五島とのつながりには関心があるので、これからも考えていきたい地域だ。

ところで、この二日間というもの、鯖を嫌というほど食べた。もうしばらくは食べなくていいと思っていたのに、帰りがけにまた買ってしまった……美味しかったからいいんだけどね。