講演会。

今日の夕方、大学で講演会があった。ヨーロッパの大学で、日本の中世、それも即位灌頂やお坊さんの附法の研究をしてる人の話。日本でもこの手の研究って最近進んできた分野だと思うけれど、その辺りのことを海外でやるなんて、いろいろと大変なんだろうなあ。

話としては、秘法や秘儀などの「秘密」のあり方を、14世紀頃の口伝などのあり方から考えようというもの。ヨーロッパの宗教学において日本宗教にあまり光が照られていないことに触れて、そういった研究を通じて宗教学の認識に変化をもたらしたいと考えているようだった。

そんな話を、日本語を母語としない人がやってるなんてすごいなあと思ったけれど、英語で書いた論文を見ながら日本語で話しているということで、それにもまたびっくり。