現場と監督。

今日は雑誌発送作業。事前に宛名や振込用紙などを準備しておいて、当日は10人くらいで一気に封入し、郵便局に持ってって郵送する。昨日までにあらかた準備してしまってたこともあって、僕自身はそれほど動く必要はなかった。現場の指揮は、最近は後継者の後輩がきっちりやってくれて、僕は不明なところについて少し応答するだけって感じ。

やっぱり二人いるとすごく楽だし、作業の細かいところに気を配ることができるようになる。とくに作業を現場で仕切ってくれた後輩は事務能力に優れているから、お任せしちゃっても大抵のことは片づけてくれちゃう。今回の作業がすんなり終わったのは、後輩の力によるところが大きいなあ。

以前は、責任者は僕しかいなかったし、僕自身が現場でやらなくちゃって意識が強くて、僕も封筒貼りなんかをやってた。けれどもそれだと、結局全体を見渡す人がいなくなってしまって、細部まで目が届かなくなり、思わぬところで失敗が起きてしまう。まあ当時は、それほど準備もしないまま発送作業に突入するなんて無謀なことやってたから、作業現場で問題が起こることが多かったっていうのもある。最近は準備を整えてから作業をやってもらっているから、トラブルが起こりそうな案件は事前に取り除いておくことができる。これも後輩がアドバイスしてくれたおかげだな。

現場で動いてた時には、それはそれで仕事の中のミスが出やすい部分とか効率よくできそうな部分なんかを見つけたりしてたけれど、作業全体を見渡すことはできない。みんなと一緒に作業やるっていうのは楽しいんだけれど、みんなからは少し離れることになってしまっても、やっぱり統括する人っていうのは必要で、今回の僕はそういう立場だったのかなあって思う。

別の後輩が言ってた「今回の作業は案外早く終わりましたよね」って言葉が、作業を仕切った後輩にとっても、そして作業を統括した僕にとっても、一番の褒め言葉として受け取るべきなんだろう。