長岡の男の子救出。

たまたま昼間に家にいてテレビを付けたらやってた。最初の男の子はすごくすんなり救い出せたのだけれど、それから先がなかなかうまくいかなかった。男の子が比較的元気な姿で救出できただけに、「がんばれー」と思って時間もないのについつい見入っちゃった。

ああいう救出劇って、テレビという媒体を通してみるといかにももたもたしているように見えるけれど、たぶんそれって、僕らが“テレビ的な”編集された画を見ることに慣れ過ぎちゃってるせいもあるんだろうな、という気がした。

そう考えると、僕らの生活自体も、テンポよくとか滞りなくとかいったことを必要以上に重視してるような気もする。つまり逆に言えば、テレビ的なテンポが狂ったり滞りがあったりといったことに対してイライラする、そういう感覚が自分自身のなかにもあるかもしれない。

現場がどうなっているのか、テレビを見ながらそのことをちょっと想像してみた時、“テレビ的な”価値基準で物事を判断している自分に気づいた。