研究会つづき

木曜日に続き、金曜、土曜も夕方は研究会。金曜のはゼミの後輩、土曜のはよく知ってる人が報告者で、しかもどちらの報告も僕の問題関心と重なる分野だった。

後輩の報告は、ゼミ合宿で聞いたときの内容とそれほど変わってはいなかったけれど、質疑の時間がゆっくりあっただけに、合宿の時よりもいろいろな角度からじっくり検討することができて、後輩にとってはよかったんじゃないかと思った。僕も僕で、提示された図表や史料などをこの間よりもゆっくり見ることができた。

土曜のは、僧侶の「血脈」を分析の軸とした報告だった。といっても一権門の話だけに流れることなく、興味深い議論だった。新出史料も多かったんだけれど、それがあまり提示されてなかったのが残念だったかな。

そうそう、あとで気づいたんだけれど、この3日間の研究会の報告者はみんな女性だった。しかもだいたい同じくらいの年齢の人たち。研究してることも、とくに女性だからとか男性だからとか関係ないようなものばかり。今後はこれまで以上に分野を問わずもっと多くの女性の研究者が活躍していくんだろうなあ。