講談。

これだけでも十分贅沢だなあと思ってたんだけれど、なんとそのお部屋で、相当有名な女流講談師さんの噺まで聴けたのにはびっくり。なんでも、たまたまそのマンションの同じ階に住んでる、花火の見えない側に住んでいるご夫婦と、エレベータで知顔見知りになり、「花火見えるのでいらっしゃいませんか?」とお招きしたところ、そこの家の奥さんが実は講談師だったということらしい。しかもそのこと、今日初めて知ったらしい。

赤穂浪士のさわりの部分を5分ばかり話してくれたんだけれど、やっぱりおもしろい。引き込まれるような噺っぷりに、もっと聴きたいなあと感じ入ってしまった。これはさすがに音を聞かせられないのが残念。

そこの家の奥さんの美味しい手料理も堪能し、帰途につく。正直、こんないろんな経験ができるなんて思ってなかっただけに、大満足な夜だった。