電子念仏機

ひさびさの昼更新。激しく寝坊したせいで、さっき起きてしまいました。今週はたぶん終末は休めず仕事だから、まあ釣り合いはとれているのかも知れない。

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昨日東洋哲学のゼミに出たとき、先生が中国で買ってきたお土産を持ってきていたのだが、その中にあったのがこれだ。

見た目はまるで携帯ラジオ。でも、音は中国風の念仏しか聞こえてこない。どうも念仏しか入っていないようで、こればっかりがずっと繰り返される。誰が買うんだろう、と一瞬思ったが、遠く日本の地にこうして買われてきたのだから、こういう冷やかしそのものが需要になるんだろうなあ。

で、「電子念仏」を聞いてしばらくはメロディが頭の中をぐるぐる巡っていたのだが、一緒に飲んだ紹興酒の酔いが醒めるとともにメロディの記憶もすーっと抜けてしまった。すると今度はどんなメロディだったのかが妙に気になりだした。うーむ、これが仏教の力というものか。

中国の懐の深さを改めて知りました。