小渕入院と報道規制

なんか書いているうちに、小渕首相の入院が伝えられてきた。林檎アルバムのことはもう少し聴き込んでからということで。

ロイターによると、どうも彼は心臓病を持っていて、ペースメーカーを使っているようだ。でも日本のNHKニュースでは全くそのことは伝えてない。朝日新聞のニュースでは心臓の持病を持ってることを伝聞系の形で少し書いてある。このあいだの東海村の時もそうだったけど、海外の通信社のニュースの方が報道規制に縛られない分国内では知ることのできない情報が入手できる。

入院したのが、ニュースの伝えられた日曜の夜ではなく土曜の深夜だというのもちょっとおかしい。首相の入院ならもっと早く報道されて然るべきだし、すでに丸一日経っているにもかかわらず「検査中」というのも不可解だ。官房長官の「できるだけ正直に話したい」というコメントが、かえって隠さなければいけない事柄の存在や事の重大さを暗に伝えているようだ。