デザインなんかを替えてみた。

なんとなくデザインを替えてみたくなって、このデザインのにしてみた。前と劇的な変化はないと思うんだけど、どうでしょう。

あと、「業務」のタグを新設。別にここで業務連絡をするってわけじゃなくて、なんか教育って枠で括るのもどうかなあという仕事がけっこう多いので、教育タグは、教育に特化した内容を書く時にしようかと思う。

一段落。

さっそく業務タグを使用。金曜は教場試験をやった。人数がそこそこいるから、受験してない人ってのも一定の割合で出てくるんだな。土曜は研究会。ほんとは飲みに行かないつもりだったんだけれど、なんかついつい行ってしまう。あまりたくさん飲まないようにして、帰宅後翌日の準備。日曜はよびこー関係の会議。いろんな材料の検討があって、半日ほどもかかった。お弁当が出たからなんとか持ったけれど、長い会議は疲れるなあ。作業もそれなりにあったし。

今日はこーこーの方の試験を作って提出。先週締切だったそうなんだけれど、その当日に初めて今日が締切日だなんて知らされてもなあ。僕自身もそろそろ提出日の告知があるんじゃないかとは思っていたけれど、試験はまだ先だと思っていたので、まさかその当日になるまで知らないことになるとは思いもしなかった。こんなスケジュールじゃすぐ対応して提出ってわけにもいかず、今日になってしまう。しかも実際のところ、正式な告知は受領してない。どうやら特定の誰が悪いってわけでもなさそうだけれど、情報が僕にまで伝わってくる過程にいろいろと問題があるのは間違いない。もう少し機械的にというかルーチンで告知してくれるとありがたいんだけれど。

まあいろいろあったが、とりあえず目先の仕事はそれなりにこなす。まだまだ締切関係の仕事はたくさん残ってるので、優先順位を付けて確実にこなしていこう。

センター試験と「祈年祭」。

新聞にセンター試験の問題が載ってた。今のお仕事はセンター試験とは関係ないので、たまたま新聞に載ってたら問題を見てみるというくらいだ。けれども、問題を作る側として眺めてみると、やっぱり全国規模の試験だけあって、単に知識を問うというのではなく、知識を運用できるようにそれなりによく練られて作問してあると思う。

ただちょっと気になったのは、大問1の神社や祭祀の問題の説明文。空欄アは祈年祭を答えさせる問題なんだけれど、その後に続くのが「それにしても、現代までお祭りが続いているのは、考えてみれば驚きだ」という文章。

「祈年祭」はもともと律令国家の祭祀で、朝儀としては確か中世前期まで残っていたと思うんだけれど、その後廃絶、宮中祭祀として復活したのは明治以降だ*1。そしてそういう国家神道体制のもと、全国の神社で祈年祭が執り行われるようになったわけで、今残ってる祈年祭は近代に創始された祭祀の名残だろうと思う。

古代や中世の文脈で「祈年祭」を取り上げておいて、「現代までお祭りが続いている」というのは詭弁だろうし、歴史的にも正確ではない。解答そのものには影響がないので、あまりそういうことを気にせず作問したのかもしれない。だが「ある高校生が書いたレポート」の形を取ってはいるにしても、神社に中世近世を通じて維持されてきた祭祀と近代の国家神道下で改めて創始された祭祀とをあえて混同し、高校生に仮託した形で印象論として書いてしまうのは、僕にはちょっと見過ごしがたい。もし意図的に書いてるんだとすれば、国家神道下の近代神社祭祀を「日本の伝統」だと思わせるような、けっこう悪質な印象操作だと言わざるをえない。

*1:國學院大學日本文化研究所編『神道事典』を参照。

菅浦の門。


夏に行った琵琶湖一周ツアーでの一枚。菅浦の門。菅浦は北近江の琵琶湖岸にある小さな集落。代表的な中世惣村の一つとして知られている。村の入口には門が建てられていて、今でもその門は維持されているのだが、これはそのうちの一つで、西門。この辺りは中世菅浦の雰囲気を今に感じさせる空間だ。