命日。

今日は、父の15回目の命日。あっという間だな、もう、15年も昔のことになっちゃった。決して短い間ではないはずだし、その間にいろんなことがあったけれども、父のことを思い出す時には、やっぱり「あっという間」という言葉しか出てこない。そうだよな、今、生きていたとしても、まだ60にならないんだもんな。

よくよく考えてみると、僕の知ってる父の姿は、今の僕とあまり変わらない年頃なのかもしれない。僕はちっとも大人になった気なんてしてないのに、でも年齢だけは、確かに重ねている。

去年のこの日にも書いたことなんだけれど、最近、先のことを考える時に、将来のことというよりも、残された時間という感覚で考えることが多くなってきた気がする。それがいいことなのか、悪いことなのかはわからないけれど、それだけ、僕も父の歳に近づいてきたということなのだろう。