改鋏の持ち方

時間もないのに、今日は学園祭をやってたので、昔いたサークルの展示をちょっと冷やかしてみることにした。僕のいた鉄研では、僕の頃にはHOゲージ(1/80で線路幅16.5mm。標準軌のモデルだと1/87)っていう車両一両の長さが30cmくらいの模型を展示して運転してたんだけれど、今ではNゲージっていう、普通の人が知ってるサイズ(1/150で、線路幅9mm。ちなみに標準軌のモデルだと1/160)の模型に替わっていた。僕だってHOゲージの模型は持ってないから、車両調達の容易なNゲージの展示になるのはしょうがないかもなあ。

それから懐かしの硬券やら改鋏やらがあったので、現役の会員に改鋏の持ち方と切り方を教えてあげた。しろうとさんは鋏の中に中指やら人差し指を入れて切ろうとするんだけれど、それじゃあ指を挟んで血豆を作っちゃうし、駅員がよくやってる空打ち(ちゃんチャラちゃんちゃんってやつ)もできない。手の平で鋏の柄の片方を固定し、もう片方の柄を中指で動かし、リズムを取る。これが、僕の習った改鋏の持ち方だ。今じゃ鋏をきちんと持てる人なんて、30代以上の人くらいだろうなあ。