新幹線が

開業40周年。開業以前は6時間半かかっていたのが4時間に短縮されたようだ。今考えると、6時間半が4時間って、劇的な短縮ではないような気もする。むしろ今2時間半で新大阪まで行けることと6時間半との差の方が、ずっと劇的だよなあ。でも、2時間半が可能となった鉄道システムということ自体が、画期的であるということのなによりの証拠なんだろうな。

僕が始めて新幹線に乗ったのは、たぶん博多開業の直後だと思う。当時僕ら家族は父の転勤で対馬に住んでおり、そこから船に乗って小倉に渡り、小倉から祖父母が住んでいた福山に何度か行ったようだ。で、なんとなく覚えているのは、行きはディーゼルカーだったのが、帰りは新幹線だったような、そんな記憶がおぼろげながらにある。もちろん正確ではないかもしれないけれど、ほぼその時期で間違いないはず。

その後は、もう大学受験まで下る。そのころは最新型の二階建新幹線、100系がデビューして数年経った頃で、一度は二階にある食堂車でご飯を食べたいと思ってた。で、入学手続で上京した帰り、その夢を実現することにした。

当時の列車食堂は、日本食堂だけじゃなくて都ホテルとか帝国ホテルとか*1も営業していて、僕は帝国ホテルの列車食堂で食べたくて、わざわざ時刻表で食堂車営業の会社を調べ、それにあたるように指定を取ったのだった。何を食べたかとかそういうことは、昔ここで書いてるので繰り返さないけど。って、これ書いたのもう5年前なのかあ。あの頃に比べるとだいぶ忘れてることもあるなあ。

*1:あとビュフェ東京もあったらしいんだけれど、あんまり覚えてないんだよなあ