後期初の

今日は大学の学事暦が後期に入って最初のゼミ。前期でやり残した史料解釈の続きだったんだけれど、これがまた長い文書で、なかなか終わらない。現代語訳も、単に報告者が間違ってるってところだけじゃなく、解釈に迷う部分も多々あっていろんな意見が出て、初回としてはそれなりに活発な議論の場となった。

時間はかかったけれど、今日みたいな感じはよかったと思う。今日だって最初の頃はみんな押し黙ってて、僕なんかはうーんどうかと思ってたんだけれど、その後それなりに意見を言うようになってきた。やっぱりゼミなんて発言してナンボだと思うし、史料解釈の可能性を考えるなら、最初から“正解”的な解釈を一つ示して終わりというのじゃなくて、いろんな可能性を模索しながら解釈を導き出していった方が、参加する側としても益のあることになるんじゃないかと思ってる。調べりゃわかることは報告者が調べてきておくか、あとで各自が調べりゃいいことで、せっかくみんなが集まるんだったら、集まった時にしかできないようなことをやった方がいいと思うんだけどなあ。*1

*1:ちょっと補足の要ありかな。決して報告担当者の出来がよかったことを言ってるんじゃなくて、あくまでゼミのあり方として、の話。ゼミに参加して黙ったままでいるなんて、参加したことになるのかな、と最近では思ってるから。