第一日目終了。

で、その集中講義の第一日目終了。今日は歴史と記憶をめぐる問題、とくに「虚偽の記憶」という精神分析で議論となった論点を中心に歴史の問題を考えてみようという講義だった。

僕は今回のテーマそのものがおもしろそうだと思ったし、コーディネーターの先生も最終日にはシンポジウムという形で授業に参加することになっているので、僕もいっしょに授業を聴講することにした。今回は学生も熱心だったし、講義の最後に設けられた質疑応答も(まあサクラはいたのかもしれないけれど)いろいろ意見が出たし、かなり成功したんじゃないかなという印象を持った。

ただ、久しぶりに「授業に出る」という経験をして、ずいぶん疲れた。たぶん、聞くときの集中力が自分の学生だったときとは違うって問題があるんだろうと思うんだけれど、とにかく疲れる。聞いてるだけでこんなに疲れるんだから、話してる講師の先生はさぞや…と思った。