マラソン。
これ書いてるってことはすでに30日になってるってことなんだけれど、まだ僕としては29日ってことで…
男子マラソンを見てたら、ちょうど35キロとかそのくらいのところで、トップを走ってたリマ選手が沿道から飛び出してきた男に走るのを妨害された。選手はその後すぐにレースに復帰したけれど、もともとぐんぐん縮まってきていた2位の選手との差がほとんどなくなり、後続の二人に追い抜かれてしまった。
ペースからしても、後ろの二人がリマ選手を抜くのは時間の問題だと思っていたけれど、35キロ地点なんていう一番苦しいところであんなことがなければ、もう少し粘れてたかもしれない。よりにもよって独走中の35キロ地点であんな妨害をするなんて、ほんとに卑劣な行為だな。
解説の谷口さんも言ってたけれど、ああいうことがあると確かにペースはめちゃくちゃになって、走りを一から組み立て直さなくちゃいけない。とくに35キロ地点はマラソンでも苦しいと言われてるところだから、本来ならそこで踏ん張ってラストにもってくところなのに、よりにもよってそこでペースそのものを崩されたんじゃ、立て直すのはなかなか難しいだろう。
なにを目的としてたんだかはよくわかんないけれど、妨害した男はマラソンのことなんてちっとも知らないんだろう。もし確信犯だとしたら、一番苦しいときにあんな理不尽な妨害行為をするなんて、卑劣だとしか言いようがないな。