授業作りに追われる。

月曜の授業だと、祝日の関係でどうしても授業数が少なくなってしまうので、先週はその調整のための授業案作りに追われる。ちょうど満州事変から日中戦争、太平洋戦争の辺りなのだが、関心のある生徒なんかはスタンスの左右を問わずよく知っているんだけれど、知らない子は驚くほど知らない。また、知ってる子でも情報源が偏ったりしているから、「南京事件の虚構性」みたいなことばっかり知識が肥大化してて南京が国民政府の首都だってことを知らないとか、総合的に通史上にその知識を位置づけられてない子もいる。

だからこの辺を通史としてきっちりやっておくのはぜひとも必要だと思い、なるべく通史的把握ができるように授業をやってみる。時間があればもちろん丁寧にやるんだけれど、時間がきわめて限られているなかで「ざっくり」やっていくのはなかなか難しいな。