葬儀。

そろそろ年賀状作成でもやろうかと思い、文面案を作成して、あとは土・日にプリンタで刷って宛名と一言を入れて…と思ってた矢先に、相方さんのお父さんの訃報が告げられた。当然賀状の作成はその時点で打ち切り。

いろんな斎場がすでに一杯で、結局24日・25日にお通夜、告別式というスケジュール。僕にとっては義理の父だけれど、やっぱり意識としては相方さんの家族の実務のサポートにまわるという心持ちで、一連の行事に携わらせてもらった。

今回の一連の葬儀で、形式通りに儀礼を遂行するということが、思っていたよりもはるかに重要な意味を持つこともあるんだなということを実感した。何もなければ「形だけの…」と思えるようなことも、何かあった時にはむしろ形を墨守することで、無用なトラブルを避けることができる。遺族にとっては、儀式についてあれこれ悩むことよりも、故人を失った哀しみを納得させ癒すことの方がはるかに重要であって、そういう意味では、葬儀なんていう一連の儀式そのものは形式的であって何も問題ないわけだ。

終わってみた時に、故人とその死を悲しむ人々が安らかで穏やかな気持ちになれるのなら、結局儀式が「形式的」であるのかどうかは関係ないんだしなあ。まあ、いろんな意味で勉強になった数日間だった。今は静かにご冥福を祈りたい。

ただ、相方さんやお義母さんほどではないにせよ、さすがにちょっと疲れたな。