そうこうしているうちに

教育基本法の改悪も参議院通っちゃったし、いつの間にか防衛省なんて省になるらしいし。

愛国心に関する表現は多少和らいだ観はあるけれど、これも大きな問題。でも最大の問題は、やっぱり「不当な介入」をめぐる問題だというのは衆目の一致するところだろう。http://d.hatena.ne.jp/usataro/20060913#p3ここでも書いたけど、与党議員の言う民意ったって、「国民の総意」ではない。郵政選挙での議席を背景に、「ジェンダーフリー」教育や「自虐史観」教育なんてフレームアップをして教育に介入しようとすることこそ、僕には「不当な介入」に思える。

もし共産党が政権でも取って国旗が赤旗、国歌がインターナショナルに変更され「国旗国歌法」に基づいて国旗掲揚・国歌斉唱が「強制」されるような事態になり、さらに法律に基づいて共産主義教育が「強制」されてしまうことになっても、自民党の新基本法解釈ではもはや「不当な介入」とは言えない状況になるんだけれど、今の自民党の連中はそういうこともわかって、こういう仕組みを作ってるのかな。僕はそんな「強制」だって嫌だけど。