サイクリング。

今日は図書館に行く用事もあったので、ひさびさに自転車で学校へ行くことにした。いつもなら新青梅街道をひたすら東行するのだが、今日はちょっと趣向を変えて違う道で行ってみることに。

まず立ち寄ったのは、石神井氷川神社石神井城跡の隣にある神社で、もともとは豊島氏が勧請したものらしい。今回立ち寄ったのは、ここで赤米が栽培されているという話を聞いたことがあったからだ。どこなんだろうと境内の周囲を探してたら、どうも境内にそれらしい稲穂が。

近寄って確認してみると、なんとここの赤米は、対馬・豆酘の赤米を分けてもらったものらしい。ずいぶん穂も実ってきているようで、少し頭を垂れていた。あいにくデジカメを持っていなかったので、今度また撮りに来よう。

その後、石神井川岸を通り、千川通りへ。千川通りは暗渠にしたスペースがゆとりになっているのか、歩道がずいぶん広くて、しかも大きな街路樹が植わってて、すごく気持ちのよい道だ。ところどころには、上水の名残なのか、祠のようなものも見かけた。せっかくサイクリングするんなら、郊外の単調な景色が続く道よりも、こういう道の方がいいなあ。その後千川通りから目白通りに出る。そこからはそのまま目白通り。練馬の区役所などを横目に見ながら、都内へ。

図書館での調べ物は、あまり成果無し。旧家の元当主が書いた本で、その内容はどうやら自分の家の言い伝えを記した書物に基づいてるってことらしいんだけれど、そのテキストがどこにも載ってなきゃ、面白いネタであっても典拠にはできないなあ。その代わり、いくつか論文をコピーする。帰りはもう暗くなっちゃったので、いつも使っているルートで帰宅。自転車で図書館に行くのは運動できていいんだけれど、帰りの電車の中でゲットした資料に目を通せないのはちょっとデメリットだな。