ドキュメントスキャナを導入!

この前書いてたドキュメントスキャナ、お金無いくせに思い切って買ってしまった。

溢れる書類も、一人暮らしのころは何とか整理できていたんだけれど、相方さんと暮らし始めた頃から僕の書類管理システムが崩壊し始めて、特に助手やってた頃は、どうも書類の整理みたいなことに気持ちが向かわなくって、なおかつ書類の量は飛躍的に増えてくもんだから、システムとしては完全に崩壊してしまった。その頃整理もせずに溜め込んだ書類が、必要な資料を探すためのノイズになってしまってるし、それらが場所を塞いでるために新たに入ってくる書類を格納する余裕もなく、作業スペースとして用意した広いテーブルにもすぐに書類が溢れてきてしまう。

現段階で書類をある程度整理したところで、書類自体は今後も増殖していくわけだから、書類検索のノイズは増す一方だ。これはもうどうしようもないなと思い始めたところに、このドキュメントスキャナの情報。これは飛びつくしかない、という次第。

前置きはこのくらいにして、スキャナのことを。

購入したのは、CANONの「DR-2050C」。asin:B0009A124O:detail

富士通ScanSnap「fi-5110EOX」とどちらにしようか迷ったんだけれど、ScanSnap FI-5110EOX3紙詰まりが少ないというのが決め手になって、DR-2050Cの方に決めた。

ボディはスリムなので、ほとんど置き場所には困らない。机の上をちょっと綺麗にしたくらいで、あっさりと置き場所を確保。ただ、スキャニングした紙をストックする場所がなく、排出部の下に溜まっていく一方だから、そのスペースを確保しておく必要がある。

スキャンの時間はほんとに早い。FAXとかプリンタの速度とほぼ同じ感じ。これでデジタルデータとして変換してくれるのは実にありがたい。また、OCR機能を使った読み込みにすれば検索も可能になるので、さっそくOCRをを使った設定にした。ただ、同梱のOCRソフトのダウンロードがうまくいかなかったので、どのくらいの変換率なのかはちょっとわかんないけど。

まだ今ひとつ使い方がわかってないので、もう少ししたら本格的に取り組む予定。

で、僕のとりあえずの目的は論文コピーのデジタル化なんだけれど、そうするとそれをどうやって整理するかって問題が出てくる。どんどんフォルダに突っ込んでいってもいいんだろうけど、どうせならデータベース化した方がいいだろうし、いずれはPDFファイルが溜まって管理が困難になってくるだろうから、と思って見つけたのがこのソフト。この手のソフトの常で基本的には理系仕様で、英語表記とか別に日本史の僕には必要ないんだけれど、PDFファイルとの連携を考えると、ソフトで管理した方がいいのかな、と思って。ある程度仕組みを整えたら、がしがしスキャニングに突入だな。

あとは、あるテーマごとに、史料のコピーやら論文コピーやらなにやらを集めた一件書類をどんどんスキャニングしてって整理していくのも考えてる。これって一件あたり10cm厚くらいの書類の束になってるし、いちいち袋から出して全部見てかないと役には立たない資料なんだけれど、だからといって捨てるわけにもいかない。こういうのをデジタル化できるっていうのは大きいよな。1月のお仕事の山が終わったら、これにも取りかかろう。

最終的には、紙データを必要最小限以外のものはごっそり処分してスペースを大幅に生み出すことと、ほとんど死蔵されてたデータの活用、この二つを目指す。ま、どうしても必要なものは紙で取っときゃいいんだから、あまり気にせずがしがしやっていくのがいいのかもしれないな。

ドキュメントスキャナを導入したい人の参考にもなるように、このネタについては今後も続ける予定。