2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

別れの光景。

対馬からの帰路にて。僕らが車を降りると、島の空港は僕がいままで見たこともないような混雑ぶりだった。中学生だろうか、あるいは幼く見えるが高校生なのだろうか。そのくらいの年頃の子どもたちに交じって、その親らしき年齢の大人もいる。最初僕は、修学…

「手を抜く」べき仕事。

研究する仕事というのは、基本的には手を抜かない。調査に関しても考察に関しても万全を期す。だから形になるまでに時間もかかるし手間もかかる。研究については、きっとこれでいいんだろう、僕は今でもそう思っている。けれども、そうした万全さよりもむし…

旧友との再会。

調査に行った際に疑問に思ったことを調べようと思い、まず国会図書館、そして大学に向かった。大学の印刷室でコピーカードを買い、図書館に向かおうとしたら、廊下に見覚えのある顔が。学部の語学のクラスで知り合い、修士課程ごろまではよくお互いの家に立…

国境の島へ行く。

22、23日に仕事をこなしたあと、24日から国境の島である対馬へ行く。今回は全島を縦断するような感じの調査だった。4年前の調査で行った地域の「その後」を垣間見ることもできたし、新たなネタも見つけた。そして何より、美味しい魚や鶏を堪能できたのはよか…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その6)

鳥栖に到着。鳥栖では、熊本からやってきて待機しているなは号との併合作業が行われる。あかつき号はまず3番に入線。一度客扱いをしたあとすぐにドアを閉め、1番線に回送する。そして1番線で、なはの京都方にあかつきを連結し、(←京都方)あかつき・なはと…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その5)

あかつきは20:10に諫早着。甥っ子は、短い寝台特急体験を終え、ホームで出迎えてくれた家族のもとへ。そして僕はそのまま見送られて京都へと向かう。一人になったところで、少し車内を探索。 B寝台は、こないだ乗った銀河とほぼ同じ。 この洗面台は、確かソ…

週初めは忙しい。

週初めに締切ってパターンが最近連続で続いてる。先々週は会議の資料づくり。先週は締めの報告書的なモノの提出。そして今週は原稿の締切。この時期、ゆるゆるだと思っていたのにそうでもないな。仕事があるのはいいことだけれど、自分の研究を進めたいなと…

寝台特急あかつきとの個人的な思い出

長崎発着の寝台特急と言えば、やっぱりさくら、その次があかつきだろう。けれども僕にとって縁があったのは、どうやらあかつきの方だった。今日はあかつき最終の日なので、個人的なあかつきの思い出を記しておきたい。あかつきを最初にじっくり見たのは、た…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その4)

夕方、実家で夕食を食べてから諫早駅に向かう。当初僕は諫早駅から乗車するつもりだったのだが、まだ小さな甥っ子なら料金がかからず乗せてやることができるので、乗車変更をして長崎駅から乗車することにした。諫早駅18:35発のかもめ35号で長崎に向かう。…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その3)

加津佐で妹一家と祖母の到着を待つ。姪っ子が途中で気分悪くしたらしく、少し遅れているとのことだった。そうして待っている間にも、僕は甥っ子の手を引いてキハ20撮影に集中(笑) そうこうしているうちに、一台の観光バスが到着。何だろうと思ったら、乗客…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その2)

5日は朝5時半頃始動。今回泊まったカプセルホテルはお風呂・サウナが入り放題なので、駅に向かう前にひとっ風呂浴びてシャッキリする。博多駅まで歩いて2分もかからなかった。昨日の晩、ここら辺を彷徨っていたのはいったい何だったのかという感じだ。博多駅…

旧長崎刑務所のその後。

ちょっと話は先に進むが、実家に帰る途中に旧長崎刑務所があるので、その後の状況を確認しに行った。その現状がこれ。正門の保存状況はとてもよいと思う。 ところが、旧庁舎部分の保存状況はこのような状況だった。 そしてあとは広大な空き地が広がるのみ。…

寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その1)。

仕事は相変わらず抱えたまんまなのだが、スケジュールをみると4日までと6日からという日程で短期の仕事が入っていた。ならば、ということで一計を案じ、廃止間近の寝台特急あかつき号の予約状況をサイバーステーションで調べてみた。すると、この時期なら案…