2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

知識が理解を妨げる。

歴史学に限らずとも、学問というのはある側面では「知識」の体系だから、その知識を習得していくことが、ある側面ではその知の体系を理解することにつながっていく。「知識」が理解を妨げるなんてこと、あんまり感じることはなかった。けれどもそういう認識…

花火大会に巻き込まれる。

今日は立川でお仕事。だが、お昼に中央線に乗っている時から、どうも様子がおかしい。なんだか浴衣姿の人がたくさんいる。しかも立川で降りてる。あれ、もしかして……と思ったら、案の定、立川の昭和公園での花火大会が本日開催とのこと。この時に気づいてい…

朝生。

仕事しながら朝生の靖国特集をつらつら聞いてたけれど、どうもレベルが低いなあ。特に、合祀問題でどうして政府が追及されるのかってことを考える上でもっとも重要な、「祭神名票」の問題がまるで取り上げられてない。意識的に取り上げようとしていた民主党…

メール受信できず。

ここ数日、スパムが減って快適快適〜♪と思っていたんだけれど、どうも嫌な予感がして、メールの転送先にしているwebメールを見てみると、案の定、メールサーバが一杯になっちゃってて受信できない状態になってた。さっそく削除してスペースを作ったけれど、2…

写真は…

写真は長野県・青木村の田沢温泉、ますや旅館。木造三階建てで、江戸末期の建築に増築を重ねたモノらしい。田沢温泉の景観的なシンボルともなっている。この旅館は、島崎藤村が宿を取り、それが「千曲川のスケッチ」のなかに描写されたことで知られている。…

まだ見てないけど。

NHKスペシャルだった「ワーキングプア」って番組、いろいろとインパクトのある内容だったらしい。明日の深夜に再放送があるから、ちゃんと見なくちゃ。

ヒキコモリ計画。

ここんところ、本格的に原稿書きを始めた。そうすると、外に出るのが億劫になってくる。でも、「書く」という作業にとってはかえっていいのかもしれない。7月はそれなりに予定が入ってるので、外に出たくないなんてことも言えないけれど、8月になったら、仕…

靖国合祀問題における天皇の不快感の中身。

先に「凍結」論を書いちゃって、現在の時評的な靖国論は書いていなかったので、それについても言及しておきたい。昭和天皇のメモについては、僕もどういう経緯で公表されることになったのか、ちょっと気になっている。普通は研究者がある程度史料論的な性格…

運命。

ここ数日、ずっと気にかかっていることがある。個人の力ではどうしようもないことに直面して、それでもがんばろうとしているその姿を、僕は想像して陰ながら応援することしかできない。何もしてあげられないことに忸怩たる思いを抱いてはいるけれど、それで…

BWV552。

ちょっと前に、トン・コープマンが演奏するバッハのオルガン曲の全集が破格の安値でCD屋さんに売ってたので、とりあえずこれ聴いとこうと思って買っておいた。で、ほんとは片っ端から聴いてくつもりが、最初に入ってた曲が気に入ってしまって、もうここ数ヶ…

靖国神社は戦後「凍結」するべきだった。

こないだ北朝鮮がミサイルぶっ放して、一気に面舵一杯になるのかと思いきや、昨日の昭和天皇の発言メモニュースで、今度はどうも取り舵っぽい雰囲気になってきてるし。ところで靖国神社問題だけれども、そもそも合祀とか分祀といった問題が起こるのは、戦後…

採点の日々。

この1週間が僕にとってはヤマだ。そろそろ明日締切の仕事に取りかからねばヤバイ。うー。

前近代社会で宗教教義はどのくらい重要だったのか。

報告は非常に興味深いものだったので、いろいろと考えの広がるきっかけを与えてくれたんだけれど、報告内容と直接関係ないところで、ちょっと考えるところがあった。宗教史のみならずとも、宗教的な差異が「かたち」や「ことば」の違いに結びつく美術史や文…

飲みが多いなあ…

添削のお仕事がないと、とりあえず平穏な一週間を過ごすことができるんだなあ。ま、その分お金は入ってこないわけだけれど。ということで、この一週間は落ち着いてた。でも、思っていたよりも飲みが多かったな。木曜からずっと外での飲みがあるじゃん。金曜…

橋龍死去とこの10年の政治。

まだそんなに年ではないと思っていただけに、ちょっとびっくりした。彼が首相だった頃は、自民党がいったん下野してからまだ日が浅かったから、為政者にもそれなりの緊張感があったように思うけれど、小泉人気が定着しちゃってからというもの、そういった緊…

バタバタと過ぎていった6月。

ああ、あっという間だったな、6月は。日記書きもすっかりご無沙汰になっちゃった。日々の生活の中で思うところはあるんだけれど、それをパソコンの前に座って思い出し、文章として形にする、というところまで行き着かない。とくに何か理由はないけれども次第…