忘れてた仕事。

先週の土日は歴史学研究会大会。僕は中世史部会に参加。報告者始めみなさんお疲れさまでした。

で、いつもなら土日に片づける仕事が片づけられなかったので、授業期間中の月曜と火曜にかけてなんとか終わらせる。けっこう無理して仕事したので、水曜午後と木曜はあまり使いものにならなかった。ところがまた某よびこーから宅急便。すっかり忘れていたのだが、別のお仕事の依頼を受けていたのだった。ほんと、すっかり忘れてた。というわけで、金曜からその仕事にかかる。

金曜夕方には、相方さんと東博でやってる「細川家の至宝」を見に行く。夜間開館はゆっくり見られるし、客層も会社帰りっぽい人が多くて、本気で見に行きたくてきている感じの人が多く、昼間よりずいぶんといい感じの館内だった。ただ残念なことに、見るものが多すぎて前半部分しか見られなかった。前半部だけだが、印象に残ったのは茶器だった。なんか道具の質感というか、そういうものを感じさせる品々が並んでいて、お茶関係には素人の僕にも、モノとしての魅力が伝わってくる感じだった。

僕は東京に来たばかりの頃は、永青文庫の裏手に住んでいて、もともと細川家の御学問所として建てられた新江戸川公園の建物で、広い庭を見ながらよく本を読んだりしていた。相方さんも、永青文庫で博物館実習をしたそうなので、僕たちにはそれなりに縁のある展示だ。まあ展示内容とは全く関係ないけど。

土曜と日曜は、その宅急便でやってきたお仕事をこなす。だが気分的には急に降ってきたような仕事なので、どうもやる気がしない。そこで土曜は気分転換で料理に精を出した。朝はネットで見た「ぐりとぐらのカステラ」を焼いてみた。味は申し分なかったんだけれど、あんまり膨らまなかった。卵白の泡立てが足りなかったのかなあ。

夜は韓国料理祭。サムギョプサルを作ってみた。といっても豚バラブロックを適当に切って魚焼きグリルで焼いただけだから、料理ってほど手間掛けてるわけじゃないのだが、かなり脂が落ちて、案外さっぱり食べられたのは意外だった。豚バラは角煮なんかをよく作ってたけど、それでも脂がけっこうくどい感じがあったが、サニーレタスで巻いてコチュジャンを付けて食べると脂のこってり感が全然なく、二人でぺろっと平らげてしまった。

日曜日の今日は一日そのお仕事をしてて、一歩も外には出なかった。もう少し研究の方に時間を取れると思っていただけに、仕事のモチベーションが上がらないなあ。