デスクトップパソコンの復旧。

日記の更新が著しく滞っていたのには実は理由があって、それは、長年使ってきたデスクトップマシンのwindowsXPが、9月に入ってから不調になり、ついには起動しなくなってしまったからだ。

とりあえず去年もらってた研究費で買ったパソコンがあったし、不調の際に主なデータのバックアップは外付けHDDに保存しておいたので、データ喪失という最悪の事態は免れたし、パソコンを使う業務もなんとか続けることはできた。けれども、もともとこのノートをメインのマシンとして使う気はなかったので、ATOKの辞書なんかはともかく、いろんな環境設定については全く移行していなかった。

10月はお仕事で忙しくて、どのくらい時間の掛かるかわからないパソコンのリカバリなんて作業をする余裕はなかった。11月も同様。というわけで、2学期の授業が終わって試験の採点を控えた今しかチャンスはない、ということで、現在その作業に取りかかっている最中だ。

僕のデスクトップは、どうやらwindowsがいかれてしまったらしく、中のデータについてはどうも大丈夫みたいだ。その時ネットでいろいろ調べたり本も買ってきて勉強したことによると、Linuxknoppixっていうソフトで動かすと、HDDのデータを救出できるらしい。そこで、「独立行政法人産業技術総合研究所」ってサイトの中のknoppixのサイトにアクセスしてこの最新のソフトをまずダウンロードする。このダウンロードデータは確か画像データか何かの形になっているので、ソフトとして動かせるように特定のソフトを使って焼いてやる必要がある。ここら辺、あんまりよくわかってないんだが、銀河鉄道999号と同じで(古っ!)、とにかく使えるもんは使っとこうという姿勢である。

このソフトを使うと、確かに中のデータファイルを見ることができた。とはいえ、大半のデータはすでに避難済みなので、あとはメールアドレスのデータ、サイトのブックマークのデータ、デスクトップで使ってたATOKの辞書データ、ダウンロードしたソフトの一部くらいだ。メールやネットの設定の方は、データだけ外付けHDDに取り出してフォーマットしたパソコンに読み込ませるのは難しいだろうと考え、結局放棄した。

今は、まさに再インストールの最中だ。

このデスクトップ、確か2002年頃に導入した代物なので、すでに7年くらい経っていて、そもそもだいぶ非力さが感じられてきたところだった。今年度は収入も減ってお金がないので新しいパソコンは買えないので、とにかく来年度に入る頃くらいまでは頑張って働いてくれると助かる。けれども、インストールの最中にブルースクリーンが出てきちゃって、うーん、先行きがかなり思いやられるよ…。

【追記】
その後リカバリCDを使ったセットアップまではなんとかたどり着けるんだが、そこから先がなかなかうまくいかない。ブルースクリーンになって中断してしまう。ある程度は予想していたけれど、それ以上の難作業だな。