グリーン車。

2週に一度、金曜にお仕事の会議が入るのだが、この日はけっこうつらい。午後まで移動を挟んでずっと授業で喋って、そのあとゼミに出てさらに移動してって感じなので、さすがにくたくたになる。特に夕方の移動は、大抵ゼミの時間が押すものだから、分単位でギリギリの時間で移動している。

夕方の移動である東京と横浜の間はラッシュアワーの時間なので、車内では満足に会議のための資料も読めない。それまでの仕事の疲労と東京駅まで急いだ疲労とが溜まっているのにもみくちゃにされて、初めて乗った時にはひどい目にあった。そのため、この時ばかりはグリーン車を利用することにしている。僕みたいなビンボー人に750円はそう安くはないが、東京駅からならほぼ着席でき、快適な空間が提供される。普通車じゃ混んでるし疲れるしで仕事にならないから、しょうがないと思って使うことにしている。

昨日の乗車は18時20分発の平塚行き873M。211系を使用しているので、僕としてはなかなかよろしいのだが、ほんとにギリギリで東京駅に着くので、車両などを見てる暇がない。昨日なんて、スイカをチャージしてグリーン券を購入するたかだか1、2分のために、東京駅の8番ホームでグリーン車にまでたどり着けず、新橋でようやく乗車することができた。

欲を言えば、873Mの17分前、18時3分に東京駅を発車する富士・はやぶさ号にもし座席車が付いててグリーン車的な利用ができるんだったら、それに越したことはないんだけどなあ。編成の末尾に2、3両の座席車を付けて熱海辺りで切り離すとか、そういうことできないもんだろうか。まあ近郊利用をターゲットにするのは無理っぽいけど。

それはともかく、今どきオール寝台の寝台特急なんて、正直需要としては厳しいと思う。関西や九州に行くにしても、座席車繋げて走ってくれたら、今まで高速バスを使っていた層を中心に、それなりの需要はあると思うんだけどなあ。