寝台特急あかつきと島原鉄道の旅(その1)。

仕事は相変わらず抱えたまんまなのだが、スケジュールをみると4日までと6日からという日程で短期の仕事が入っていた。ならば、ということで一計を案じ、廃止間近の寝台特急あかつき号の予約状況をサイバーステーションで調べてみた。すると、この時期なら案外予約が取れる状況。というわけで、数日前に急遽九州旅行を決定、実行に移した。

4日は11時からお仕事の会議。16時前には終わるだろうと読んでいたのだが、この読みが大きく外れ、17時半になってもまだ終わらない。結局終わったのは18時過ぎ。予約していた新幹線には間に合わず、博多行き最終ののぞみ51号にて一路西へ。

ところでここでやや理不尽な問題が。会議やってた池袋から東京駅に着いたのが18時40分。すでに乗り継ぎかもめの乗車変更をする時間はなかったので、そのままのぞみに乗車した。車内で明日朝一の自由席に乗車したい旨車掌に話すと、それはできないとのこと。最初から自由席特急券にしていれば、有効期間は2日間なので何にも問題がなかったのだが、わざわざ指定を取ってしまったがゆえに、かえって面倒なことになってしまった。

しかしこっちは自由席よりも高いお金を払って指定席券を購入しているんだから、安い自由席券の方が有効期間が長く融通が利くなんていうのはなんだか理不尽だ。時間が読めないがゆえに、必ず予約の必要な飛行機ではなく鉄道を選択する、という需要はきっとあるはずだから、ここは一つ鉄道営業規則の見直しを行って、飛行機よりも融通が利くという鉄道のメリットをアピールしてもらいたい。

時間的には乗車前なので、とりあえず手続きとしては車掌に証明をしてもらい、のちに払い戻すことにする。

東京駅発の新幹線に夕方以降に乗車する時には、たいてい大丸でつまみになりそうなお弁当とビールを買い込むんだが、今回はそんな暇があるはずもない。昼は会議の時にとった出前の天ザルだったのでそこまでお腹は空いていなかったが、博多到着が0時近くなので、車内販売でお弁当を購入。こんな感じ。


お弁当の外観


中身

車中ではいろいろと仕事をしつつ、関ヶ原の辺りだったかではちょっとうたた寝。仕事をしてると案外時間が短く感じられた。いつもは車窓から見える城を楽しみにしているのだが、今回は姫路城天守岡山城天守のライトアップのみ確認。博多には23時57分着。

博多から先には行けないので、この日は博多駅前のカプセルホテルに泊まる。今回はホテルキャビナスってところ。当初道を誤って見当外れの方向に行ってしまい、たどり着くまで20分近く掛かったが、実際には駅の目の前だった。お風呂は広くて種類も多く、さらに露天風呂まであった。残念ながらみぞれが降っていたので、露天はちょっと浸かったのみで退散。その後併設の食堂で鳥のたたきをつまみに生ビールを2杯。いい気持になって就寝。