ソウルの南大門焼失。

http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY200802110015.html

10日夜出火したソウル市の「南大門」(崇礼門)は、木造二層構造の楼閣のうち、一階部分のごく一部を残して全焼、崩壊した。韓国大手朝刊各紙が一面トップで火災を伝えるなど、韓国社会は600年の歴史を持つ国宝第1号の焼失に強い衝撃を受けている

驚いた。あの建物って韓国のシンボルのような建物の一つではなかったの?しかも14世紀末の建立。この時代の研究をやっている人間としては、同時代の他国の文化財の消失にはとりわけ胸が痛む。早くも復元するという方向性が示されているようだが、性急な外観復元にとどまるのではなく、慎重な完全復原を求めたい。