琵琶湖を一周する。

今週は近江に巡見旅行に行く。安土城や大津の辺りには行ったことがあったんだけれど、近江の中世史跡を網羅的に見学したことはなかったので、またとない、いい機会だった。

1日目は彦根からスタートし湖北をめぐる。まずは彦根城。今年は築城四百年祭で盛り上がっている。が、だからといって期間中の入場料値上げはなしだろう。普通安くするんじゃないのかなあ?天気がよくって写真は綺麗に撮れたから、この時期でもまあよかったんだが。

彦根城天守


その後大原観音寺に行く。修験の拠点として、地域寺院として、また中世文書の存在で、研究者にはよく知られているけれど、寺院としては現在ではひなびていて、ほとんど観光地という観はなし。こういうところの巡見は、もう少し予習しておくべきだったなあ。


その後渡岸寺観音堂に寄る。ここは小説にも登場した、平安初期の十一面観音像が有名。寺院廃絶後も長いこと地域で大事に守ってきた伝統なのか、近くのお土産物屋さんは村の人々のたまり場のようになっていて、村人とお堂との距離の近さを感じさせた。写真は本堂。


あと、姉川古戦場。車中からの流し撮りなので、あんまり見やすくはないですがご勘弁を。