荒川にサイクリング。

昨日仕事が終わっちゃって今日の予定が無くなったので、少し身体を動かすことに。まず午前中、少し走る。数キロだと思うんだけれど、けっこう汗だく。でもこないだの登山の時のようには汗は出ない。乾燥してるからだろう。あと、なんか指がむくむんだよなあ。普段水分を取りすぎてるのかなあ。

お昼を食べ、少し昼寝をしたあと、今度は自転車で遠出する。目的地は荒川。こないだ多摩川に行って河原を走るのが気持ちよかったので、北の方にも行ってみたいと思ったのだった。

笹目通りを北上。それにしてもこの通り、人が通ることをほとんど考えてない。なんてったって歩道が異様に狭い。ちょっとおかしいだろって勢い。



笹目橋のたもとには文明堂の工場売店があった。こんなところに工場があるんだ。そういえば武蔵村山にも工場があったような気が。


笹目橋たもと。東京寄り。笹目橋を渡る。


東京側は河原が広がり、走ると気持ちよさそうな道が延びていた。


ボートの練習をしてた。

埼玉側に渡り、河口方向に走る。なんか向こうからやってくるおっちゃんが多いなあと思ったら、戸田の競艇場が。ああ。

この先にはボート場。大学の競艇部がそれぞれボート小屋を構えている。

なんかこういう雰囲気、いいなあ。実は僕、大学3年の時に体育でボートを取り、1週間ここに通った。おかげで、大して上半身に筋肉無いのに、ボートの漕ぎ方だけはそこそこ上手くなった。

戸田橋から東京側に渡る。

浮間舟渡で広い池のある公園に寄り道。

駅前のハンバーガー屋さんでアイスコーヒーとソフトクリーム。暑かったので冷え冷え。

だいぶ日も傾きかけてきたけれど、隅田川が始まるところまでは行こうと思い、再びペダルを漕ぎ始める。

川口には最近超高層マンションが相次いで建設されている。河原からこうして見ると、まるで都心部のようだ。

このマンション群を横目に見ながら進むと、赤い水門が視界に入ってくる。旧岩淵水門だ。

水害に悩まされた隅田川の治水対策として荒川が新たに開削された時、隅田川の始点として設置されたのがこの水門だそう。現在ではこの奥の青い水門にその役割を譲り、土木遺産として保存されている。でも行った時にはそんなことはまるで知らず、たださーっと通り過ぎただけだった。


奥が現水門。

現水門には犬の散歩をさせている人たちが集っていた。たまり場になっているよう。その先には、今にも沈もうとする夕陽の姿をファインダー越しに眺める人々が。確かに絵になる構図だったので、僕も何枚か撮影。

その後笹目橋まで戻る。途中でお腹痛くなってきて、必死で西高島平駅に向かう。こういう時、だだっ広い河原は恨めしいな。

西高島平駅はなんかやや寂れている感じ。笹目橋を通る外環や一般道が激しい交通量を誇っているのとは対照的。構内もなんだかやさぐれているし。昭和末期で時間が止まってる感じがする。

西高島平駅から団地の中みたいなところを通る。すんなり和光陸橋にたどり着くかと思いきや、日が暮れて違う方向に走ってしまい、20分〜30分ほど時間ロス。途中、税務大学校とか米軍施設とかの脇を通過。なんとか陸橋にたどり着き、笹目通りを南下、無事帰途に就く。今日はけっこう身体動かしたなあ。