銀河に乗車。

この日は寝台急行「銀河」で帰京。時間的には新幹線で帰京しても十分間に合ったのだが、どうもこのところ疲れているので、深夜に帰宅して朝きちんと起きられるかどうか自信がなく、むしろ早朝東京に着いた方が確実かなという判断。もちろん、ひさびさ寝台列車に乗ってみたいという気持もあったのだが。

京都から乗り込んだ銀河では、上段になった。以前の東海道ブルトレのように一車両数人かと悲観していたが、7割程度は埋まっていて、予想以上に乗車率は高かった。僕のボックスにも、あとで下段に乗車していた。また客層も、必ずしもテツという感じでもなく、それなりに利用されてるんだなという印象を受ける。この日は横になってしばらくしたら意識を失う。

土曜の朝。起きたらもう列車は大船を出ていた。パパッと身支度し、東京で下車。実は僕、銀河に乗車したのは初めてだったんだけれど、寝台列車で眠れる人にとっては、けっこう使える選択肢だな。東京着6時42分なので、その後ゆっくり時間を使っても朝9時には余裕だ。

寝台列車はお風呂がないから、どうしてもお風呂に入りたくなる。そこでオススメなのが、早朝営業している銭湯。東京で朝風呂をやってるのは一軒しかないらしく、それが、御徒町駅南口から徒歩3分ほどのところにある燕湯。もう典型的な東京の銭湯。こういう銭湯に、寮に入ってた大学時代にはよく通っていたなあと懐かしくなる。東京の銭湯なので、浴槽の温度はやや熱め。でも思ったほど熱くはなかったし、何より熱い朝風呂に入ったあとは実に爽快だ。

その後喫茶店でモーニングをいただき、御茶の水の病院へ京都土産を持ってお見舞いに行く。