「夏休み」を終えて。

ややスケジュールに余裕の出てきたこの一週間。でも、思ったよりもまとまった時間を作ることができなくて、ゆとり時間が多い割には大した仕事ができなかった。こんな調子だと、これから先が思いやられるな。

それにしても、僕にとっての「夏休み」という言葉が、純粋に「休み」を示す言葉じゃなくて、単に「夏休み」という時期区分、スケジュールパターンの違う期間という意味だけになったのはいつからだったんだろう。今年なんて、お盆も働いてたし、土日も仕事の予定で埋まってた。実際には日曜の仕事は減ったけれど。

僕のスケジュールなんて、毎日会社に通ってる人なんかからすればはるかにユルい拘束時間でしかない。ただ、「休み」ってモノがなくて、それは「夏休み」期間でも同じ。今年なんて、まるで「休み」と言える期間がなかった。

もちろん、休みだからってただ遊ぶんなら、そんなに時間はいらない。そもそも「休み」というのは、その間の身分や給与が保障されていて初めて「休み」と言えるのであって、それがないのは単なる空白の時間でしかない。

とはいえ、研究したり授業の準備をしようと思ったら、きちんと調べ物をして、それを熟成させる時間が絶対に必要で、それは細切れの時間ではなかなかむずかしい。そういうための「休み」は、やっぱりまとまった時間として欲しいよなあ。