二本立て。

昨日は朝から千駄ヶ谷でお仕事。本来なら夕方までずっと缶詰になるところだったのを、2時過ぎに早引きして撤収。そのまま着替えて駅前からタクシーに乗り込み、向かった先は西麻布。タクシーだと10分足らずで到着。

今日の二本目、こちらがメインイベントなんだけれど、それは研究者仲間の結婚式。まずはカトリック麻布教会で行われる挙式への参列。教会は、控えめながらけっこういい雰囲気の教会。建物も、コンクリート製ではあったけれどそれなりにいい感じだった。あとで調べてみたら、東京大空襲のあと、戦後まもなく再建された建物らしく、「日本近代建築総覧」にも掲載されている建物のよう。

今回式を挙げる新郎新婦とは、今は研究会などでの関係だけれど、実はもともと、先輩から紹介してもらったバイト先でたまたま新婦と一緒になり世間話をしてたら、実は同じ中世を研究する人だということがわかった、というところから関係が始まる。そこで、今度研究会を立ち上げるからぜひ参加してほしいと誘われて参加し、そこで会ったのが新郎だった。その後報告をさせてもらったり、研究会の会場取りをやったりという関係で今日までお付き合いがあるわけなんだけれど、最初のきっかけを考えると、まったく偶然のなせる出会いだった。

そういった偶然の出会いが、こういう幸せな場に導いてくれたことのみならず、中世という時代の全く別のアプローチによる研究があることを僕に教えてくれたという意味でも、感謝したいなと思う。

その後、麻布のイタリアンレストランで披露パーティ、さらには六本木で二次会。夏の盛り、新郎新婦が浴衣で登場という趣向は、さすがだなと思った。食べて飲んでたくさん話して、楽しいひとときを過ごし帰宅。