ドキュメントスキャナその後。

僕、このタイトルで記事を書いたはずなんだけれど、どうやら家のブレーカーが落ちてしまったせいで飛んじゃったらしい。まあ、大したことは書いてないんだけれど。

作業はあまり進めていない。とりあえずやってみたことと言えば、B4の半分に折った紙を読み込ませてみたこと。日本史、特に中世史のレジュメでは未だにB4が主流。だからいきおいB4の書類が多くなる。それをまとめて読み込ませることができるかどうか、ということをやってみたんだけれど、やっぱりうまくはいかない。どうも、端の方から「1枚」として読み込んでいったあとでようやくそれにくっついてるもう半分も読み込み始める、という感じで、もともと半分に折っておいた折り目とは全然違うところで斜めに大きく折り込んでしまう。

DR-2050Cの場合、給紙を「非分離モード」にし、スキャニングの設定を「半折り」原稿にすれば、1枚だけならB4でも読み込んでくれるんだけれど、大量にあるB4レジュメをいちいち1枚1枚読み込ませるのも億劫だ。これ、どっかで裁断機を借りて、一斉にB5化してスキャニングし、処分しちゃった方がいいかもしれないな。

ただ、これには実はもっと極論があって、「過去レジュメなんて捨てりゃいい」というのも考えてる。現実問題として、これまでのレジュメなんて、まず見直すことなかったもんな。で、しかも段ボール何箱分にもなるので、検索はできないわ、場所は取るわで、保存しといていいことない。

これからは保存しとくということならいいんだけれど、これまでの分を今からスキャニングしてPDF化することのメリットって、あんまり無いような…

あと、報告なり何なりをやるために自分でやった作業の成果としての資料コピーをどうするかが問題だ。ある程度まとまって利用可能になってるモノもあるんだけれど、論文コピーについては他のテーマとも共通するからひとつにまとめることはできないし、でもばらばらのデータだけ取っておくことに、どのくらい意味があるのか、という話にもなってくる。

まあPDF化してOCRをかけ、テーマごとに保存しておけば、少なくとも活字史料については全文の正確な検索などはできなくとも、ある程度の検索はできるだろうし、データとしてのまとまりも維持できる。そして迷うことなく処分することもできる。けれども問題は、これまた段ボール箱何箱分かにも及ぶこれらのデータを、果たしてデジタル化する価値があるのかどうか、もっと問題なのは、デジタル化する手間が生かされるのかどうか、だ。

これはみなさん、どうしてるんだろう?